COLUMN
久しぶりの投稿ですね、もっと更新しなければ…
さて、正法寺保育園の芋掘りの時期がやってきました!
お檀家さんから毎年苗をいただきます、ありがとうございます!
今年度は準備段階から、子ども中心でやりました!
大人は写真の準備まで!ここからは子どもの出番です。
玄関の階段から降りてきたら、肥料入りの土の山が…‼︎
というカタチをとってみました、
もちろん興味の湧いた子ども、戸外遊びを満喫した子、それぞれでしたが、
やってみたい!の気持ちのまま、すぐにスコップやバケツに手がのびる環境は、清々しいですね!
プランターの中を確認して、「このプランターはもういっぱい!」「こっちはまだまだだよ〜」「この短いスコップ使いやすいよ」「僕はこの長いやつ〜」
異年齢同士のやりとりもみられました
準備段階からのめり込むと愛着がわきますよね!水やりも率先してやってくれています!
保育士のバイブルである保育所保育指針と指針解説。
迷ったらココ。保育の前にココ。経験に頼る前にココ。新人もベテランもココ。年齢関係なくココ。
そうすると、必ず出てくる疑問があるのですが、
「そんな都合よくいかない。」「指針は大事だが、指針が全てではない。」「指針を読み込んだとして、座学で終わるのではないか?」「指針を暗記すればいいのか?」
んー、おしい!
指針は学ぶ対象でもあるけれど、おしい
指針は学ぶ対象、というよりは、
指針”で”保育を学ぶのです。
聖書もお経の本もそれ自体が信仰の対象ではないです。聖書を使って、お経の本を用いて信仰を深めるのです。それと同じで、
指針”を”学ぶのではなく、指針”で”学ぶのです。
正法寺保育園は、そのような方向性で保育所保育指針と向き合っています。
4月5日についに!!!
正法寺保育園初のノンコンタクトタイム、休憩がとれました!
まだまだ改善の余地ありの正法寺のシステムですが、着実に保育士の負担軽減遂行ができています!
子ども一人一人を認める保育は保育士の心のゆとりがないとできません。
継続していきましょう!
久しぶりの更新となりました!新年度ですね!
令和4年度が始まりました。
今年度も日々の保育こそ原点にして頂点と捉え、保育して参ります。よろしくお願いします。
今年度は各クラス、国の配置基準よりもかなりゆとりをもたせた保育士の配置としております。
また、ノンコンタクトタイムの導入や行事の規模やねらいの精査を通して、保育の質の向上に努めて参ります。
正法寺保育園がこの先50年、100年、200年続いてゆく保育園であるための、基礎づくりの年度となるよう、精進して参ります。
責任を持つのは自分の行動であって、
相手の感情まで責任を持つ必要はありません!
相手のことを思いやる心は非常に大切で、伝える内容・伝え方ともに工夫する必要はありますが、適切な内容で、優しい伝え方であれば、相手の感情まで”責任”を持つ必要はないですよね!
少し前の話になるのですが、昨年11月に福岡こども専門学校さまの業種・業界ガイダンスにて学生さん方にお話をさせていただきました。ありがたいご縁をいただき、感謝いたします。
興味津々な学生さんの姿は、宝ですよね。あぁ、この姿勢を現場でも活かせるような環境作りをしなければ!と思いました。
これからの保育の世界をよりよいものにしていく人の力になれたら!と思っています。
福岡こども専門学校のみなさん、ありがとうございました!
ある日の朝でした。7時20分すぎでしょうか。1番目に来たある男の子(Nくん)と、2番目に来た女の子(Mちゃん)が遊んでいました。
そこに「嫌だ〜」と言って泣き止まない男の子(Dくん)が登園してきました。(いつものメンバーです)
すると、その姿を見たNくんが「Dくんのために新幹線の絵本を持って行ってあげよう!」と言い入口付近に絵本を並べ、そのうちお気に入りの2冊をMちゃんと一緒に玄関までもっていってくれました。
新幹線が大好きなDくんは、案の定新幹線に惹きつられて、楽しそうに保育室に入っていきました。
そこには、
・お友達のことをよく観察し、よく知っているなぁという感心
・いつか自分にもその思いやりが返ってきますようにという願い
・見返りを求めずない親切の尊さ
・すぐに行動できる勇敢さ
・その子に暖かな関わりをしてくれている保護者の方や担任の先生
を感じることができました!
今日(2022/01/28)発売された、『怒りたくて 怒ってるわけ ちゃうのになぁ』が届きました!
著者は、きしもとたかひろさん
発行は、株式会社KADOKAWA
です。
読むのが楽しみすぎる…!
リアルな保育現場の葛藤と、その葛藤に向き合う姿と、温かい選択肢の実践がマンガでわかりやすく描いてあります。わくわくですね!
みなさんは子どもの怪我について、どのように捉えていますか?
正法寺保育園では、
小さい怪我を重ねることが、大きい怪我を防ぐ
と、捉えています。
もちろん、最大限の環境設定をしつつ(命に関わる・一生の傷が残る、の2点は絶対死守)、怪我に対してはケアをしつつ、きちんと対話をし、二度目を自分で防げるよう促しています。(もちろんチャレンジする気持ちをなくさずに、です)
子どもの、落ち方・転び方・持ち方・動き方
職員の、環境設定・事前確認・伝え方
全ての働きかけの積み重ねで、重大な怪我を防ぎます。
ここ最近は怪我による救急車も0ですし、日々の怪我から成長していきたいです。
幼児期における重要な要素のひとつの非認知能力。
その中でも、今回は【忍耐力】について正法寺保育園の考えを紹介します。
理不尽や嫌なことを我慢する
のではなく、
自分自身で決めたことを粘り強く取り組む
ことです。
では、仏教(浄土宗)では、どう考えられているのでしょうか?
仏教では、【忍辱(にんにく)】といいます。
新纂浄土宗大辞典では以下のようにあります!
堪え忍ぶこと。ⓈkṣāntiⓅkhantīⓉbzod pa。羼提と音写する。忍辱波羅蜜として六波羅蜜の一つに数えられる。忍辱の原語であるkṣāntiには①耐え忍ぶこと、堪忍すること、②認めること、忍可すること、という二種の意味がある。六波羅蜜として説かれる忍はおおよそ前者の堪忍を意味し、玄奘訳『摂大乗論』中によると、忍とは怒りや怨みを滅し、自己と他者をともに安穏な状態にさせる働きである。無生法忍として説かれる忍は後者の認めること、あるいは智恵を意味する。
怒り・怨みから離れることを目指したり、自分や相手を認め平和にしたりするための働きですよね。理不尽や嫌なことを無理やり我慢するとは、どこにも書かれていません。
間違った解釈が行われがちな【忍耐力】 正法寺保育園では
子ども自身が選択できる環境を整え、その道筋を多角的に一人ひとりサポートする。という捉え方をしています!
こんにちは、年が明けて保育園の日常も安定感につつまれている日々です。
そんな中、幼児部では5領域「環境」の
日常生活の中で数量や図形、簡単な標識や文字などに関心をもつ
の文言が、子どもたちの興味関心のたくさんの種のもと、展開されていました!
宛名面には、宛名と、郵便番号と自分の名前を、
裏面には、絵だけでなく、文字や記号を好きなだけ。
そして、素敵な仕組みもありました。それは、郵便番号の下一桁の数字がそれぞれのクラスを表しているのです。凄い!
0歳児クラスは0、5歳児クラスは5、という感じで、同じクラスだけでなく、他の学年のクラスにも届くようになっていました。
これだけでも、日常生活の中で数量や図形、簡単な標識や文字などに関心をもつ。の実践なのですが、普段外遊びで一緒に遊ぶことが少ないお友達に年賀状をだした子どもは、次の外遊びで、その子と遊んでいるんです!こんな発展のしかたもあるんですね!
お正月で、年賀状にふれるタイミングで、この楽しい保育は効果抜群でした!