幼児期における重要な要素のひとつの非認知能力。
その中でも、今回は【忍耐力】について正法寺保育園の考えを紹介します。
理不尽や嫌なことを我慢する
のではなく、
自分自身で決めたことを粘り強く取り組む
ことです。
では、仏教(浄土宗)では、どう考えられているのでしょうか?
仏教では、【忍辱(にんにく)】といいます。
新纂浄土宗大辞典では以下のようにあります!
堪え忍ぶこと。ⓈkṣāntiⓅkhantīⓉbzod pa。羼提と音写する。忍辱波羅蜜として六波羅蜜の一つに数えられる。忍辱の原語であるkṣāntiには①耐え忍ぶこと、堪忍すること、②認めること、忍可すること、という二種の意味がある。六波羅蜜として説かれる忍はおおよそ前者の堪忍を意味し、玄奘訳『摂大乗論』中によると、忍とは怒りや怨みを滅し、自己と他者をともに安穏な状態にさせる働きである。無生法忍として説かれる忍は後者の認めること、あるいは智恵を意味する。
怒り・怨みから離れることを目指したり、自分や相手を認め平和にしたりするための働きですよね。理不尽や嫌なことを無理やり我慢するとは、どこにも書かれていません。
間違った解釈が行われがちな【忍耐力】 正法寺保育園では
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